じゃあ次は、株価を左右する大きな要因である会社の業績についてお話ししよう。
『国内政治・国際情勢』、『天候』、『景気』、『金利や為替』などの、
場合によってはその会社が属する業界や、株式市場全体を動かすような要因のことを
『マクロ要因』という。
そして会社の業績はこのマクロ要因に大きく影響を受けるものなんだ。
例えばどういう形で影響を受けるんですか?
まず国内政治でいうと、例えば公共投資などの景気刺激策によって
建設業界の業績は大きく左右される。
あと政治が不安定になると、株式市場全体が低調になるんだ。
次に国際情勢。人、物、お金などすべてがグローバル化している現代社会において、
海外の出来事は日本経済に多大な影響を及ぼすんだよ。
過去の出来事を例に挙げると、『ケネディ・ショック』や『オイル・ショック』、
最近ではアメリカの同時多発テロやイラク戦争なども
日本のさまざまな企業の株価に影響を与えているね。
そんなことまで株価に関係してるなんて。
一見、株価とは関係なさそうだけど、天候によって業績が左右される会社も多いんだ。
天候と株価にいったいどういう関係が?
例えば、台風や地震で被害を受けた地域に事業所や工場のある会社の株価は下がるけど、
修復作業による受注が見込める建設や土木関係の会社の株価はあがることがある。
そのほかにも夏や冬の気温は、ビールなどの食品メーカーや、
エアコンなどの家電メーカーの売り上げに大きな影響を与えるんだ。
■株価を左右するマクロ要因 まとめ
●いろいろな業界や株式市場全体を動かすようなさまざまな要因のことを「マクロ要因」という。
●現代社会では、海外での出来事も日本の経済に多くの影響を与える。
●会社の業績や株価は、天候や震災などに大きく左右されることも少なくない。

