お次は為替相場の変動と株価の関係について。
まず、為替が株価に影響するのは多くの会社が海外との取引に依存しているためなんだ。
確かに、今どき海外との取引がない会社のほうが珍しいくらいですよね。
1ドル=120円っていうのは1ドルの商品が120円で買えるってことだけど、これはわかるかな?
それはわかりますよ。
円安が進んで1ドルが130円になったら10円多く払わないと1ドルの商品が買えなくなり、
円の価値が下がったことになる。
逆に円高が進み1ドルが110円になれば、10円少ない金額で同じ商品が買える。
つまり円の価値が上がったことになる。
それも大丈夫です。
じゃあここからが本題で、海外から原材料を仕入れている輸入型産業の場合、
円高になると業績が上向き株価も上がるんだ。
例えば、海外で1億ドル相当の材料を買い付ける際、
1ドルが120円なら120億円かかるところ、円高になり1ドル=119円になると
119億円の支払いですむことになる。
この場合1円の円高で1億円もの原価が削減できたわけだから、
業績がよくなってあたりまえってわけだ。
そのかわり円安が進むと、仕入れ価格が上昇するので
業績が悪化して株価も下がってしまうんだ。
すごい。為替の変動が業績に直結するんですね。
一方、輸出型産業の場合は円安のほうが有利になる。
1億ドル相当の商品を販売する際、1ドルが120円であれば120億円だった売り上げが、
1ドルが130円になると130億円の売り上げになるというわけなんだね。
■株価と為替相場の関係 まとめ
●輸入型産業=円高になると有利、円安になると不利。
●輸出型産業=円安になると有利、円高になると不利。
●自分の注目する銘柄が輸入型か輸出型かきちんとチェックすることが大事。

