世の中にはたくさんの株式会社があるけれど、
どの会社の株でも買うことができるんですか?
残念ながら、自由に売買できるのは上場企業の株だけで、
非上場企業の株は買うことができないんだよ。
上場企業って?
証券取引所などに株式を上場して、広く投資家から
お金を集めている会社のことをいうんだ。
さっき会社が投資家に株を発行するメリットを教えてもらったけど、
こんなに便利なしくみがあるのに株式を上場しない会社があるのはどうして?
その理由のひとつは、株式を上場することによって
経営が不安定になる可能性があるからだよ。
どういうこと?
株式会社は投資家である株主のものだから、
経営者は株主の意向を無視できないんだ。
それじゃあ株式会社にすると、必ずしも経営者の思うとおりに経営が
進まない可能性も出てくるっていうことだね。
それに比べて非上場企業は、不特定多数の株主に
わずらわされることがなく経営ができるというわけ。
ちなみに非上場企業の株は主に、縁故者や従業員
や関連会社に売却される場合がほとんどだね。
じゃあやっぱり株式は上場しないほうがいいんじゃないのかなあ?
そう一概には言えなくて、株式を上場することにもメリットはあるんだよ。
どんなメリットがあるの?
まず不特定多数の投資家に株を買ってもらうことによって、
非上場の会社では考えられないほどの
多額の資金を集められるというメリットがある。
それから、証券取引所に上場する為には、財務状況や人事体制、
株主数などの厳しい審査基準をクリアしなければならないため、
株式を上場することは社会的な認知度とステイタスを高める効果があるんだよ。
そうか~、単純にどっちがいいって言えないんだなぁ。
まっ、そういうことだね。
■株の上場と非上場の違い まとめ
●一般の投資家が買えるのは、株式上場企業である約3500社の株だけ。
●株式の上場・非上場、それぞれにメリットとデメリットがある。

