いわゆる『金融商品』と呼ばれるものには株のほかにも不動産や外貨預金など、
いろいろなものがありますよね?
その中でも今、株に人気が集まるのはどうしてなんですか?
そうですよ。株は値下がりの危険だってあるのに。
まず金融商品は『安全性』『流動性』『収益性』という3点で特徴づけることができるんだ。
安全性っていうのは、元本が保障されていることで、
流動性はお金が必要なときにどれだけすばやく換金できるかということ。
そして収益性は、どれだけ高い収益が期待できるかということ。
基本的には、この3つすべてを満たしている金融商品はないんだ。
というのは、例えばいくら利率が低いといっても
安全性の面では株よりも預貯金のほうがずっと優れてるだろう?
確かに。
不動産なんかは、地価が毎年値上がりするバブルのような時代であれば、
きわめて収益性が高いといえるけど、
現在では人口の減少などを見越した地価の値下がりなど、さまざまなリスクを抱えているんだ。
あと、国が資金調達のために発行する債券である『国債』の場合、
利回りが定期預金よりはいいし、元本割れのリスクもほとんどないけど、
1年間は解約できないから流動性の面で株よりも劣っているわけだ。
じゃあ株はっていうと、はっきりいって案全性の面で不安があることは否めないけど、
収益性の面では他の金融商品を上回っているといえる。
やっぱり危険も大きいのか・・・。
考えてみると安全な商品は儲けが少ないんだ。
そのかわりに大きな儲けが期待できる商品はその分危険が大きいというのが事実だね。
けど株は資金が多ければ多いほど儲けが大きくなるし、
景気が上向けば値上がりの期待もふくらむだろう?
それに今は株式市場が上昇に転じ始めたことも、株を始める人が増えている理由といえるね。
■株の人気の理由 まとめ
●安全な金融商品は儲けが少ない。
●株は値下がりなどの危険性があるが、大きな儲けが期待できる金融商品である。
●現在の株式市場全体の上昇が、株式投資人口の増加の大きな理由である。

